以下のフォームからは、注文前後のお問い合わせをすることができます。
2010年8月創業
2012年9月法人設立
長崎県五島列島の地域活性化を目的として「長崎県五島列島支援プロジェクト」を2009年8月に立ち上げ現在も活動中。長崎県五島列島の少子高齢化・人口減少の現状を知り、基幹産業である水産業の活性化が不可欠との地元のご意見を伺い、そのために立ち上がる。
外食産業コンサルティングの知見を基に飲食店のニーズを取りまとめ、出口戦略を軸に水産物を首都圏へ産直流通する仕組みを構築する。その間、長崎県水産普及指導センターとともに鮮魚の鮮度保持方法や物流温度帯検証を何度も行い、物流時保冷状態の安定化を確認した上で、本格的に首都圏の飲食店に産直流通を開始する。九州と首都圏の食文化の違いから鮮魚の嗜好やニーズの違いに悩み、鮮魚のメニュー提供について奈留町漁協から都内の数店舗に実際に鮮魚の直送を行い、外食関係者と試食を繰り返して意見を集約し嗜好分析を行う。
2011年3月、東日本大震災発生時に福島県いわき市に食糧支援のため五島漁協から協力をいただき、真鯛120kgを数回にわたり直送する。
長崎県五島列島では数多くの魚種が水揚げされるため、漁師の所得向上を考えると人気のある魚に偏らず多くの魚種を流通することが必要で、地元ではあまり消費しない魚なども含めた「鮮魚詰め合わせセット」がいいのではと五島漁協より提案いただく。これなら水揚げをした鮮魚のロスも少なく漁師の所得向上に貢献できると考え、「鮮魚詰め合わせセット」を基本として、2012年より首都圏の飲食店に本格的に直送を始める。
中央の市場を通さず産地から直接飲食店に送るため、魚価も安く提供できることから飲食店のニーズが高まり、また地元の珍しい鮮魚が高評価をいただき、これまでは長崎県五島列島からの直送がなかった首都圏での流通を本格的に開始する。
2015年1月、スマホやLINEから注文を受けることで全国の飲食店に直送を開始。現在は全国で約1,500店舗の登録、1か月で約300店舗の全国の飲食店に直送する。2020年3月、長崎県五島列島からだけでなく長崎・福岡から全国に鮮魚を直送する仕組みが整い、今後はさらに長崎県五島列島で水揚げされた多くの鮮魚を全国各地へ直送を行う。
都立赤坂高校卒業後1年間米国に語学留学。帰国翌日から祖父が興した家業の築地市場内店舗「堺静(さかしず)」にて仲卸業に従事。文字通り「築地魚河岸三代目」となる。築地仲卸業27年~築地4丁目にて13年間の魚料理店親方を経て現在に至る。一般社団法人日本食文化会議 正会員。東京大学・農学生命科学研究科・大槌イノベーション協創事業シニアアドバイザー。
私たち「五島列島水産流通」では長崎県五島列島の基幹産業である水産業の活性化を目指し、飲食店・小売店に美味しい五島の魚を流通しています。この活動を通じて地元の漁師さんをはじめとして水産業の活性化を目指し、将来的には雇用促進の支援活動に繋がるように取り組んでいます。
首都圏に流通・販売される水産物の拡大が長崎県五島列島の漁業集落支援となり、長崎県五島列島から良質の鮮魚をお届けすることで長崎県五島列島の漁業集落の雇用創出や行業集落及び地域活性化に繋がります。